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 山本邦山氏は、尺八奏者、作曲家として活躍され、平成14年、人間国宝に認定されています。平成24年に76歳で亡くなってからは、長男である山本真山が会主となり、活動していました。
 このたび、山本邦山氏の三回忌追善に合わせて、真山氏が「二代目邦山」を襲名することとなり、その襲名披露を行うこととなりました。その中で、「交響的第三章 釈迦」を演奏することになり、そのうちの男声コーラスの部分をオールアリオンが任せられました。
 当日は、真山氏が指揮、琴、十七絃、三絃が27名、尺八30名、打楽器群8名の合唱と合わせて総勢87名での演奏を行いました。

本番

平成28年12月11日(日)
午前10時30分~午後4時まで

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 11時8分からのステリハと午後3時35分からの本番でした。
 待機時間が長い中で、技術部会を開催したり、エレベーターホールで音合わせをしたりとあっという間の1日でした。
 ステージは、練習時のように他の楽器の影響が少なかったので、歌いやすくありましたが、それでも横一列での演奏は、パート間の音も良く聞こえず、非常に難しい体制での演奏でした。
 演奏会後、パート内の左右で違う音が出ていたなどという反省もいくつか見られたようです。
 本番での様子は、音源等でき次第いただくようお願いしましたので、お楽しみに。

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演奏会パンフレット

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記念品の箸置き

第2回リハーサル

平成28年11月23日(水)
午後2時30分~4時まで

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 第2回目のリハーサルです。リハーサル前に前回と同様に法政大学ボアソナードタワー脇において、音合わせの練習を行いました。
 今回のリハーサルは、尺八がフルメンバー揃って練習でした。そうそうたる邦楽器に改めて圧倒しながらのリハーサルでした。本番のステージに近いフォーメーションでのリハーサルは、合唱は横1列に並ぶので、それでなくても邦楽器の音量で聞こえない中、お互いの声が全く聞こえず、音取りに苦労しました。また、音の入りも指揮は合唱のためだけに指揮をしないので、自分たちで指揮を見ながら、数えなければなりません。合唱指揮も検討しましたが、横一列の並びでは不可能です。残り少ない日数で克服するしかありません。
 次回の合同リハーサルは、12月7日(水)の午後7時30分からです。平日の夜なので出席者が少なくなりますが、頑張りましょう。

第1回リハーサル

平成28年11月12日(土)
午後7時30分~9時まで

 最初のリハーサルです。リハーサル前に母校法政大学外堀校舎2階において、音合わせの練習を行いました。
大学内での練習は、現役以来のことと思います。かつての学内は、あらゆる場所で、合唱はもとより、管弦楽等さまざまな音が鳴り響いていましたが、現在の大学内は一切禁止です。それを無視しながら、人気のないロビーを見つけての練習でした。
 リハーサルは、市ヶ谷駅近くの正派邦楽会館で行われました。15帳あまりの琴、3棹の三味線、10本あまりの尺八、6人による打楽器と日頃目にしない多くの楽器に圧倒されながら、初めて「釈迦」を演奏しました。他の楽器と合わせることで、曲のイメージがつかめましたが、尺八からの音取りは難しく、テンポも途中で自分を見失い、音が消えてしまうことが散見されました。解決すべく問題点が、明らかになったことから、早急に練習で解消しましょう。特にテノールの音が消えてしまいました。高音は目立つので、しっかり練習しましょう。
 次回の合同リハーサルは、23日(水・祝)の午後です。

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出演者

二代山本邦山
邦山会(尺八)
正派邦楽会
宮城会
絃愛会(箏・三絃)
他打楽器群
男声合唱団オールアリオン

チケット料金(税込)全席自由 5.000円

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DVD

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「交響的三章 釈迦」は、1971年に作曲され、1980年初旬にアリオンコール有志がレコーディングを行いました。このレコードは、1980年にビクターレコードより発売されています。

山本邦山
牛腸征司
杉浦弘和
石垣征山
酒井帥山
岡田知之打楽器合奏団
都山流邦山会
法政大学アリオンコール

01. 邦楽器と打楽器・声のための三章 釈迦 第一章 (8:32)
02. 邦楽器と打楽器・声のための三章 釈迦 第二章 (6:12)
03. 邦楽器と打楽器・声のための三章 釈迦 第三章 (7:02)
04. 桐の韻 第一楽章 (5:15)
05. 桐の韻 第ニ楽章 (2:52)
06. 桐の韻 第三楽章 (4:29)
07. 菊の賀 (12:48)
08. ニ管の譜 (11:17)
09. 尺八独奏曲 竹の四季より 冬 (12:38)

●曲目解放

「釈迦」山本邦山

 釈迦と云う言葉を開くと我々は先ず「仏教」を連想するのではないでしょうか。仏教は日本人の原点であり又心的生活、生活様式に多大な影響を及ぼして釆ています。
 現在我々の外的生活は西欧化されておりますが例えば我々がお寺や仏像の前に庁む時抱く心の平静は外国の人の感慨とは異なったものです。
 この曲は日本人の持つ「精神」、「心」を表現しようと考え作曲したものです。
1967年アメリカでのニューポートジャズフェスティヴァルに参加。そして1970年から3回に亘るヨーロッパ公演。様々な音楽に触れ、あまりにも沢山の音を聴き過ぎて、自分自身が日本人であるという観念すら忘れてしまいそうだった頃。突然、『お寺の鐘がひとつ“ゴーン”と鳴る。jただそれだけを無性に聴きたくなりました。そして、そんな思いが積み重なって、是非自分の手で日本の心、仏教を題材とした曲を作曲しようと思うに至ったのです。

 それまでにも仏教をテーマにした作品はありました。宮城道雄師の「日蓮」、山川園松師の「空海」、宮下秀例師の「竹林精舎」などです。しかし、ここで私が「釈迦」をテーマに選んだのは、釈迦を仏教の原点にすえ、仏教を日本の心の源と考えたからに他なり
ません。
 京都や奈良など古い都にふと佇むと、いずことも知れぬ遠音で木魚を打つ書が聴こえて来る。どこからかお経が流れて来る。
 かつてもっと身近にあったまさに日本の心を想わせるものに懐しさを覚えるのは私一人ではないでしょう。
 曲は大きく三つの部分から成っており、全体としては一貫しています。又そのほとんどの部分が「お経」のリズムを素材として展開して行きます。打楽器群は仏教に使用される音色をとり入れ、演奏されます。
 私にとって、この「釈迦」は、正に大作であり、身を投じて懸命に書いた作品であると考えております。


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