印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

アリオン100.jpg法政大学アリオンコール HISTORY


初演 2002年5月3日 第51回六連(東京芸術劇場大ホール) 指揮 大谷研二

メッセージ

新実徳英

 噴出あせたい音の流れがあった。どんな形で?と思案していた時、朝日新聞の「天声人語」によりこの詩と詩人の存在を知った。これだ!と確信Lた。

 詩集を取り寄せ、今の大学生に是非歌って欲しいテキストであることにあらためて思いを強めた。
 私の、そして大学生諸君の、ひいては今の日本と日本人の怒りと悲Lみと、そLて愛を込めて応らかに歌い上げてほしいと願っている。
 曲は五部から成る一楽章形式による。

「日本が見えない」 作詩 竹内浩三

この空気
この音
オレは日本に帰ってきた
帰ってきた
オレの日本に帰ってきた
でも
オレには日本が見えない

空気がサクレツしていた
軍靴がテントウしていた
その時
オレの目の前で大地がわれた
まっ黒なオレの眼漿が空間に
とびちった
オレは光素(エーテル)を失って
テントウした

日本よ
オレの国よ
オレにはお前が見えない
一体オレは本当に日本に帰ってきているのか
なんにもみえない
オレの日本はなくなった
オレの日本がみえない

出版:音楽之友社
41ZZ6J9B9ZL__SS500_.jpg

録音 なし

演奏

東京六大学合唱連盟(第51回合同〈初演〉)